白くて、きらきらしたもの、いっぱい
手のひらに、あふれる、たましいのかけら
今かがやきはじめた、そのつよい意識も
かき消されそうに、息絶えそうな、その自我も
すべて均等に
放ち、放たれ、まばゆく、刻み付けられる、現在(いま)へ。
堅くて、すべすべしたもの、いちめん
はいいろに、ひきさく、てんくうのさけび
今めざめかけだした、そのわかい心臓も
疲れたおれそうに、先だけを見る、その眼球(まなこ)も
すべて平等に
越え、平伏(ひれふ)し、そのさき、流れ呑まれ込む、未来へ。
ありとあらゆるせいめいを つむぎつらぬく数本のいと
散り散らされなおもまた生きる
ありとあらゆるにんげんを いかしいきぬく微かないみ
手をたかくあげ、足でたかく跳べ
なおもまた、ふたたび、生へ。